研修プログラムの特徴CHARACTERISTICS
「医師」としての基礎を築く5つの視点
初期臨床研修の2年間に関しては、最先端の医療知識・技術を身につけることよりも、これから医師として成長していくための基礎をしっかりと形成することが何よりも重要な目的となります。そして、基礎を形成するためには、どこかに特化するのではなく、バランスの良い経験を積むことが不可欠となります。
当院では”5つの視点”で、バランスのとれた研修プログラムを用意しています。
“バランスの良いプログラム”で、医師としての礎を築く。
- ①1年次は基本研修科目を研修。内科研修期間24週(消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科を4もしくは8週毎にローテート)、外科12週(一般外科4週、脳神経外科4週、外科系選択4週)、救急8週(うち麻酔科にて気管挿管実習4週)、麻酔科4週、精神科4週(函館渡辺病院、亀田北病院のいずれかにて研修)。
- ②2年次は小児科(函館五稜郭病院または市立函館病院で研修)、産婦人科、地域医療(ななえ新病院、松前町立松前病院、北海道立江差病院のいずれかにて研修)を必修科目とし、残り40週は自由選択研修。
- ③救急研修は、救急科での研修(4週)・麻酔科での救急基本手技研修(4週)に加え、救急担当医による指導の下、日々の救急外来や救急指定日の日当直に参加するなど、2年間で十分な経験を積むことが可能。一般外来研修は、1年次の内科研修期間中に総合診療科にて2週程度の外来研修を行うことに加え、2年次の地域医療研修にて2週程度実施する。
- ④函館新都市病院(脳神経外科)、函館脳神経外科病院(脳神経外科)、函館渡辺病院(精神科)、札幌医科大学附属病院での外部研修を2年次に選択可(上限12週)。
- ⑤その他、モーニングレクチャー、CPC、救急症例検討会、海外病院視察研修(1週間程度)、道南レジデントセミナー、各診療科のカンファレンス、研究活動、研修医による症例検討会や院内勉強会など研鑽の機会が充実。